「新しい東北」先導モデル事業
活動報告
グリーンツーリズム(大学生)
- 日 時
- 2014年10月24日(金)
- 参加者
- 郡山女子大学 食物栄養学科 4年生 4名
- 場 所
- Kふぁーむ
郡山女子大学家政学部食物栄養学科准教諭である菊池節子氏より、将来栄養教諭を目指す学生たちに、Kふぁーむの豊かな自然を活用し、農作業やKふぁーむで採れた食材を使って調理実習をすることで、子どもも高齢者も障がいがある人もない人も「食」や「自然」を通じて共に生きる社会づくりを学ばせたいとのご要望があり、昨年に引き続き「新しい東北」先導モデル事業でのグリーンツーリズムが実現となった。
共に生き、支えあう社会
障害者を排除せず、障害者が健常者と均等に当たり前に生活できるような社会こそがノーマルな社会である。(ノーマライゼーション)の考えに沿って、障害があるないに関らず共に生きる社会造りをKふぁーむで行っていると説明。障害者のリハビリテーションは自然の中で活動することが最良である。障害者が農業に携わり、その産物が地域の方に消費される事で、障害をお持ちのかたが社会参加している実感を持つことで自信をつけることが出来る地産地消の取組にも力を入れていることを話した。学生達からは「今までは障害があるから...と考えてしまっていたが、お互いの人格や個性を尊重し、その人にあった社会生活を送る事が共に生きる社会に繋がる。」と感想を頂いた。
「いのち」から学ぶこと
栄養教諭を目指す学生達から、産みたてのあたたかいたまごを手にしたときに「いのち」の大切さを感じた。食べる事は「生きる」こと。生き物が力強く生きている中で、私達はその「いのち」を頂いているということを改めて感じる事ができた。将来、子ども達と食育体験でKふぁーむに訪れたい。と話していた。今回Kふぁーむで学んだ事を将来子どもたちに伝えていってもらいたいと考えます。来年度も授業の一環としてグリーンツーリズムが組み入れられる予定となった。