「新しい東北」先導モデル事業
活動報告
障害理解・再生可能エネルギー学習(小学生)
- 日 時
- 2014年10月10日(金)
- 参加者
- 本宮市立白岩小学校 5学年 児童45名
- 場 所
- Kふぁーむ
本宮白岩小学校より、再生可能エネルギーについて学習の一環として、メガソーラーの施設を見学したいとのご依頼を受けました。本宮市立白岩小学校は昨年度、3学年の児童が「新しい東北」先導モデル事業での障害学習を実施していたこともあり、今回も共生事業や、障害について学ぶことで子どもたちに貴重な体験をさせたいという学校からの希望もあり、障害学習と太陽光発電見学をスタンプラリー&クイズで実施した。
障害者への視点の変化
子ども達に障害の種類や特性、各障害者の数、また障害者が取り組むKふぁーむ内での仕事(活躍)について詳しく説明した。「障害を持っている人が、たくさんの人のためにお仕事をしているのを初めて知った。すごいと思った。」と感想を述べてくれた児童がいた。今回の見学で障害学習をすることにより、子ども達の障害者への視点が劇的に変わったとアンケートの結果から感じることが出来た。Kふぁーむで体験したい事は?の問いにも「障害者の手伝い」と応えた児童もおり、児童ひとりひとりが新しい価値観と出会える機会となったと実感した。
太陽光パネルの数と敷地の広さに驚いた
Kふぁーむ敷地内に設置された6,048枚の太陽光パネルは、年間予測発電量1,634,000kwh(約289世帯分の年間消費電力量)である。地域の子ども達の再生可能エネルギーの学習が出来る施設としてこの場を開放しており、今回初めて白岩小学校へ学習プログラムを実施した。学習施設にて再生可能エネルギーの説明を分かりやすく記載したパネルを用いて学習し、売電した電力を共生事業・子どもの育成・社会福祉に充てる等の説明に子ども達は真剣に耳を傾け記録をしていた。最後は全員で遊歩道を登り小高い山の展望台からKふぁーむ全域を望み、太陽光パネルの数の多さや迫力、敷地の広さを目の当たりにし驚いている様子であった。