「新しい東北」先導モデル事業
活動報告
職業体験・障害学習(中学生)
- 日 時
- 2014年9月11日(木)・12日(金)
- 参加者
- 本宮市立本宮第一中学校 2学年 生徒6名
- 場 所
- Kふぁーむ
本宮第一中学校より、生徒達が勤労の意義の理解を深め適切な進路決定が出来るよう、望ましい職業観や勤労観を身につけ、進路の学習についての関心を高める事を目的に、Kふぁーむへ職業体験の依頼を頂いた。生徒たちに様々な体験や経験をさせてあげたいという学校からの要望もあり、Kふぁーむで取り組んでいる共生事業や障害についての学習を含め、「新しい東北」先導モデル事業でのKふぁーむ職業体験・障害学習を行うこととなった。
障害者の方も一緒に働けるようサポートしていきたい
体験初日、障害の種類や特性についての学習を行った。就労支援を行うNPO法人アイ・キャン職員より仕事内容によっては障害者でも周囲からの適切なサポートを受ける事によって通常の仕事が出来、特性を活かすことでよりレベルの高い仕事が出来る旨の説明があった。生涯疑似体験も経験した生徒達は、それぞれの障害の特性や、障害による生活・仕事のし辛さを理解したうえで今回の職業体験(農業・レストラン業)に取り組んだ。体験終了後には「障害者は健常者と同じ事は出来ないと思っていたが、サポートを受ければ健常者と同じ事が出来る事が分かった。」「障害者の方も一緒に働けるようサポートしていかなければならない。サポートしていきたい。」との感想を述べた生徒もいた。
人との関りの大切さについて気付くことができた
「今回の体験中に、みんなに励ましてもらえて人と人のつながりの温かさを感じる事ができた。」「障害がある方も適切なサポートがあれば一緒に働ける。支えたい。」と最終日に感想を述べた生徒がいた。人と人とのつながりの中でそのあたたかさやしあわせを感じ、障がいがあるなしに関わらずお互いに助け合い支えあうことの大切さに気付き、Kふぁーむで学んだひとつひとつのことから、生徒ひとりひとりが新しい価値観や、新しい視点、感覚を見つけることが出来たのではないかと、頂戴した感想やアンケート、また生徒たちの満足した表情を見て感じることが出来た。