「新しい東北」先導モデル事業
活動報告
特別支援学級 合同体験学習(中学生)
- 日 時
- 2014年6月13日(金)
- 参加者
- 郡山市立安積第二中学校・郡山市立第五中学校・郡山市立緑ヶ丘中学校の生徒5名、教員3名、教育実習生1名[計9名]
- 場 所
- Kふぁーむ
昨年度のKふぁーむでの取り組みを知った安積二中の特別支援学級の教員が中心となり、緑ヶ丘中学校・郡山第五中学校に声をかけ、今回3校同時でのプログラムの実施となった。3校は、自発的に検討し、従来の活動での枠を超え協働で農場での育成プログラムの体験を希望され、今回の体験につながった。特別支援学級の生徒らがこの「新しい東北」先導モデル事業での体験学習を行うのは初めての試みである。
つながることの大切さを知る
3校の生徒同士の交流を図るゲームを行った。それぞれが自己紹介しながら自分の名前と裏に絵の一部が描かれたカードを交換し、農場にいる動物の絵を完成させた。生徒の中には、緊張してしまいうまく参加できない子もいたが、元気に自己紹介をし、笑顔で絵を完成させ、交流を深めることが出来た。その後の調理実習では学校に関わらず打ち解けあい、お互いに道具を交換したり、作業を交替で行ったり、協力しながら、おしゃべりしながら楽しく調理実習に取り組むことが出来た。
大自然の中で見つけた生徒ひとりひとりの魅力
自然や動物との「ふれあい」や、自ら農作業をして得た食材での調理実習で、生徒達は心からプログラムを楽しみ、有意義な一日を過ごしてくれたように見えた。それぞれの得意分野や魅力も垣間見え、生徒たちもいきいきと体験していたように思えた。教員からは生徒の知らなかった一面が見ることが出来たと感心の声もあった。また、他の障害を持った方との交流や、将来働くことを考えた際に仕事内容を知ることは大切な事であるとの教員からの感想もあり、最初は緊張していた生徒も後半になるにつれ、積極的に体験に参加し、他校生同士、協力して作業をすることで親睦を深めてゆく姿から、今回のKふぁーむの体験は生徒達にとって様々な体験が出来る良い機会だったと感じられた。