職場体験(中学生)
- 日 時
- 2015年8月27日(木)・8月28日(金)9:30~15:00
- 参加者
- 本宮市立本宮第1中学校 2学年 生徒16名[計16名]
- 場 所
- Kふぁーむ
望ましい職業観や勤労観を身につけ、進路の学習についての関心を高め、将来なりたい職業に就くためにどのような進路を選択すればよいのかを職業体験を通して考える機会としたいと学校からの依頼があり職業体験を実施しました。職業体験を通し、Kふぁーむの特色である「こだわり抜いた農業」や、Kふぁーむの「食」を語る上で欠かせない障害をお持ちの方々の活躍を近い距離で感じること、また、福祉に関する授業の時間を設けることで障害についての理解や知識を深めることで、自然や動物、様々な人々が共に生きる社会について考える機会を提供しました。
新たな発見や出会い
Kふぁーむでは動物の飼育法や野菜の栽培方法にこだわりを持ち、非効率ながらも安全で安心頂ける健康な食材を生産しています。今回Kふぁーむを訪れた子どもたちが、鶏の餌作りや卵洗浄、収穫作業などのこだわり抜いた農業に触れ、そこに関わる障害をお持ちの方との作業を体験することにより、「食」を通したつながりや障害をお持ちの方の新たな一面を知り、新しい視点や価値観と出会うことが出来ました。また、BBQハウスを利用されたお客様方への接客サービスや、野菜の収穫作業や調理活動にも参加することで、幅広い年代の方々と近い距離でコミュニケーションを図る機会ともなりました。
職業体験を終えて
学校を離れ様々な職業の一片を体験することは、今後進路を選択していく子どもたちにとってはとても大切な機会であると感じます。体験を終えた子どもたちからは、「普段何気なく食べているものも働いてくれている人がいるお陰だと気づきました。」「感謝の言葉をもらい人の役に立つことが出来て嬉しいと感じました。」「仕事の楽しさ、大変さを知り、やりがいを感じ学ぶことが出来て本当に良かったです。」「福祉の話を聞いて人の見方が変わり、つながりを持つことでしあわせが広がっていくと話を聞いて将来福祉の仕事に就きたいと強く思いました。」と感想を頂きました。今回の職業体験は子どもたちにとって、仕事をやり抜くことで得た達成感や喜び、人との"つながり"やそこから広がる"しあわせ"に気づき、新しい価値観と出会うことで視野の広がりを感じることが出来るきっかけになったと感じられました。